システム会議。
またしても午前は大荒れ。 お決まりのメンバーが大暴れ(口論)。 毎回毎回、馬鹿馬鹿しい荒れ模様で、 ここまでくるとなんかもう笑けてくる。 実際、かなりの部分で失笑を買っていた。
事の起こりは「見積書を作った/作ってない」という話で、 そこから「就業中の時間の使い方」に話が及び、 「何が起こるか分からないんだから、今出来る事を先延ばしにするな」 「やれることはやれるうちにやっておけ」 「先を見越した作業配分を考えろ」 という、いちいち当たり前のことを、わざわざ社長が言っていた。 言われた本人は「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ」と猛反発。
いや…やれてないから言われるんだと思いますよ…。
多分、その場に居た全員が同じように思ったはず。 しかしその人の反論は続く。
「こっちは自分なりに時間を見繕ってやってんだ」 「見積書をすぐ作らなくて、何が悪い」 「いちいちそんなことまで口出しされるなんて心外だ」 「そんなこと言う社長はレベルが低すぎる」 「こんな低レベルな話、やってらんない」
うーん…お前のレベルが低いから、レベルの低い話になるんだよ。
社長も同じく思ったようで 「あなたのやってることが低レベルだから、僕の話も低レベルなんです!」 とピシリ。 そしたらその人、キレにキレまくって
「こんな低レベルな会社、居られない!辞めます!!」
と宣言。
あらら…言っちゃった。 しかも社長のレベル云々じゃなくて、会社が低レベルと言いやがった。 この場に居る全員に喧嘩売ったってことですね? はい、どうぞどうぞ辞めて下さい。今すぐとっとと辞めて下さい。 まずは会議室から出てけ。
と思ったら、なぜか社長が会議室から出て行ってしまった。 会議室に残ったほうは、 「あー、やってらんない。こんなのおかしすぎる」 と、ぶつくさ言い続け、 「皆さん、こんな低レベルな話に付き合う必要ないですよ。さっさと先に進めましょう」 と仕切り出し、更に皆を唖然とさせた。
「やってらんない」なんて、正に社長の台詞だろ。 お前が言うな。 仕切るな。
その後、社長も一息ついて帰ってきたので、会議を続行したが、 つくづく「社長は大変だなぁ」と思った。
お疲れ様です、社長。
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