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台風 2004年10月20日(水)

東京はそれほどではありませんでしたが、全国各地で台風が猛威を振るいました。被害に遭われた地域の、一日も早い復興をお祈りします。

私の両親は、台風発生地域にある南海の孤島(?)に、数年間暮らしていました。(今回の23号もこのあたりが発生地帯です)
ここには南の島によく見られる、椰子の木が全くありません。年に一度は訪れる巨大台風のため、椰子の木は全く育たないのです。もちろん、台風が来ると、電気、水道、電話などすべてストップ(両親の家は幸い自家発電があったので、電気はなんとかなりましたが)。
家のベランダや屋根が吹き飛ばされたこともあります。
それでも島の人たちはなんだかのんきに暮らしています。みんな自然の恐ろしさを知っていて、自然と上手く共存して生きていこうとしているからなのですね。そして、暮らしがとても素朴だから、たとえ家が飛ばされても、すぐにまわりの人が協力して直せる範囲なのです。
日本は文明的な生活をするあまり、逆に自然の脅威に対して弱くなってしまったような気がしてなりません。
とは言っても、もう素朴な島の生活をするのは無理だなぁ。。。

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