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「みなさん、さようなら」 2004年06月19日(土)

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した、「みなさん、さようなら」を見てきました。

カナダのモントリオールに住む大学教授のレミは、とにかく心の赴くままに快楽の人生を送ってきましたが、不治の病と診断されます。絶縁中の息子セバスチャンはロンドンから看病のために帰郷しますが、二人は顔を合わせればけんかばかり。豪華な設備は好まないという父に対し、「資本主義の申し子」のような息子ですが、財力と行動力で、なんとか父の最期の願いをかなえようと奮闘します。
その願いとは、友人たちに囲まれて、最期の時を迎えること。。。

「たそがれ清兵衛」を押さえてオスカーを手にした作品ですが、笑いあり、レミと友人たちのはちゃめちゃトークありと笑いどころ満載ですが、映画を見て涙を流すことのない私も最後には泣いてしまいました。
感動作、というよりも、自分の人生で本当に大切なことはなんなのか、後悔のないように毎日暮らさないと、などといろいろと考えてしまいました。

銀座での上映は7/2までです。

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